LIBMO(リブモ)は、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMサービスで、ドコモ回線を利用した安定した通信品質とリーズナブルな料金プランが特徴です。特に「なっとくプラン」や「ゴーゴープラン」といった多彩なプラン構成により、幅広いユーザー層に対応しています。
本記事では、LIBMOの特徴や料金プラン、利用者の口コミ・評判、メリット・デメリット、おすすめポイントを詳しく解説します。格安SIM初心者の方にもわかりやすく、LIBMOが自分に合っているか判断できる内容をお届けします。
LIBMOの基本情報
- 運営会社株式会社TOKAIコミュニケーションズ
静岡県を拠点とするTOKAIホールディングスの子会社で、通信事業やデータセンター運営などを手掛けています。 - サービス開始時期2017年2月23日、「生活を便利に、彩り豊かに」をコンセプトにスタートしたサービスです。
- 利用回線NTTドコモ回線
ドコモの回線を借りてサービスを提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」で、全国99.9%の人口カバー率を誇ります。 - 対応端末ドコモ回線対応のSIMフリー端末や、SIMロック解除済みの端末で利用可能。
他の格安SIMとの違い
LIBMOは、他の格安SIMと比較して以下の点で特徴があります。
特徴 | LIBMO | 他の格安SIM |
---|---|---|
料金の安さ | 特に20GB・30GBプランが業界最安水準。 | 料金は事業者によって異なるが、LIBMOほど安価な大容量プランは少ない。 |
データ繰り越し | 余ったデータ容量を翌月に繰り越し可能。 | 一部の事業者では繰り越し不可。 |
かけ放題オプション | 5分・10分・2時間かけ放題が選べる柔軟なオプション。 | 他社では無制限かけ放題が主流だが、料金が高い場合が多い。 |
キャンペーン特典 | 最大20,000円相当のポイント還元や端末割引キャンペーンが充実。 | キャンペーン内容は事業者によって異なる。 |
サポート体制 | 静岡県内の「TOKAIモバイルショップ」店舗サポートや電話・チャット対応あり。さらに、2022年12月~全国のドコモショップでLIBMOを契約できる※1ようになりました。 ※1:家電量販店内のドコモカウンターを除く |
多くの格安SIMはオンラインサポートのみ。 |
なぜLIBMOが選ばれるのか?

選ばれる理由
LIBMOが選ばれる理由は、以下のポイントに集約されます:
- 料金の安さ特に20GB(1,991円)や30GB(2,728円)のプランは、他社と比較しても非常にリーズナブルで、コストパフォーマンスが高い。
- データ繰り越し機能余ったデータ容量を翌月に繰り越せるため、無駄なく利用できる点が魅力。
- 柔軟な通話オプション5分・10分・2時間かけ放題など、利用頻度に応じた選択肢が豊富で、通話を重視するユーザーにも対応。
- キャンペーンの充実新規契約や乗り換え(MNP)で最大20,000円相当のポイント還元や端末割引があり、初期費用を抑えられる。
- 光回線とのセット割引TOKAIグループの光回線を利用している場合、月額220円の割引が適用されるため、さらにお得に利用可能。
- 静岡県内の店舗サポート静岡県内の一部店舗で対面サポートを受けられるため、格安SIM初心者でも安心して利用を開始できる。
LIBMOは、料金の安さや柔軟なプラン設計、キャンペーンの充実度から、特にコストパフォーマンスを重視するユーザーに選ばれています。また、静岡県を中心とした地域密着型のサポート体制も、他の格安SIMにはない強みです。
LIBMOの強み
- 20GBプランが他社よりも安価(1,991円)。
- データ繰り越しが可能で無駄が少ない。
- シンプルな料金体系で初心者にもわかりやすい。
LIBMOの提供サービスプラン詳細
LIBMOは、音声通話SIM、データ専用SIM、無制限プランなど、利用者のニーズに応じた多彩なプランを提供しています。以下に、主要なプランの詳細をまとめます。
プラン比較表
プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|
なっとくプラン | 3GB | 858円 | コスパ重視の基本プラン |
ゴーゴープラン | 20GB | 2,178円 | 大容量データ利用者向け |
1. なっとくプラン
LIBMOの基本プランで、データ容量に応じて選べるシンプルなプラン。余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能。音声通話機能の有無を選択可能です。
- 特徴
- データ繰り越し機能により、余ったデータを翌月に持ち越し可能。
- ドコモ回線を利用しており、全国で安定した通信が可能.
- データ通信を中心に利用する方向けの基本プラン。
- 音声通話機能付きSIM、データ通信専用SIMのどちらも選択可能。
- データ容量を使い切った後も、最大200kbpsで通信可能。
料金表
データ容量 | 音声通話SIM月額料金(税込) | データ専用SIM月額料金(税込) | 特記事項 |
---|---|---|---|
ライト(無制限) | – | 528円 | 最大速度200kbps |
3GB | 980円 | 858円 | データ繰り越し可能 |
8GB | 1,518円 | 1,320円 | データ繰り越し可能 |
20GB | 1,991円 | 1,991円 | データ繰り越し可能 |
30GB | 2,728円 | 2,728円 | データ繰り越し可能 |
通話料金
- 国内通話:30秒につき22円。
- SMS送信:3.3円~(受信は無料)。
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越し可能。
2. ゴーゴープラン
音声通話をメインに利用する方向けのプラン。
- 特徴
- 音声通話を頻繁に利用する方向けのプラン。
- 5分かけ放題が標準で付属.
- かけ放題オプションがセットになったプラン。
データ容量 | 月額料金(音声通話SIMのみ) | かけ放題内容 |
---|---|---|
0.5GB | 1,100円~1,980円 | 5分・10分・2時間かけ放題から選択 |
- かけ放題オプション
通話料を気にせず利用できるため、ビジネス用途にも最適.- 5分かけ放題:月額550円。
- 10分かけ放題:月額770円。
- かけ放題マックス(2時間/回):月額1,430円。
追加オプション
オプション | 月額料金 |
5分かけ放題 | 550円 |
10分かけ放題 | 770円 |
かけ放題マックス | 1,430円 |
通話パック30 | 968円 |
スマート留守電 | 319円 |
留守番電話 | 330円 |
割込通話 | 220円 |
データ リチャージ(1GB) | 330円 |
TOKAI SAFE | 440円 |
つながる端末保証 by LIBMO | 550円 |
LIBMO端末補償 | 418円 |
安心訪問サポート | 8,580円 |
LIBMO WiFi by エコネクト | 398円 |
雑誌読み放題 ダブホ | 550円 |
利用者の口コミ
ポジティブな口コミ
- 料金の安さ
- 「月額528円から利用できるデータ専用SIMは非常にお得」.
- 「20GBプランが1,991円で利用できるのはコスパが高い」.
- 通信品質
- 「ドコモ回線を利用しているので、地方でも安定して通信できる」.
- 「日常使いには十分な速度が確保されている」.
- サポートの充実
- 「電話やチャットでのサポートが丁寧で安心感がある」.
ネガティブな口コミ
- 通信速度の課題
- 「昼間や夕方の混雑時には通信速度が遅くなることがある」.
- 「特に都市部では、速度低下が顕著」.
- 5G非対応
- 「5G通信に対応していないのが残念」.
LIBMOのメリット
1. コストパフォーマンスの高さ
- 月額528円から利用可能なプランは、業界最安値級。
- リーズナブルな大容量プランもあり、コストを抑えたいユーザーに最適.
2. データ繰り越し機能
- 余ったデータを翌月に持ち越せるため、無駄がない.
3. サポート体制の充実
- 電話、チャット、訪問サポートなど、多様なサポート体制を提供.
4. セット割引・株主割引の利用可能
- @TCOMヒカリとのセット割引で、さらに通信費を抑えられる.
- 株主優待を活用して、LIBMOの月額料金をお得に!
TOKAIホールディングスの株主の皆さま向けに、LIBMOでは「株主優待Eコース」を提供しています。この優待は、毎年3月と9月の年2回実施され、保有株数に応じて最大6か月間の割引を受けることができます。保有株数が多いほど、割引額もアップ!お得にLIBMOを利用できるチャンスです。<株主優待Eコース>
✅ 100~299株保有:月額350円割引(最大6か月間)、合計2,100円お得!
✅ 300~4,999株保有:月額850円割引(最大6か月間)、合計5,100円お得!
✅ 5,000株以上保有:月額1,880円割引(最大6か月間)、合計11,280円お得!株主優待を活用すれば、LIBMOをさらにお得に使えます!
5.通信品質が安定している
- ドコモ回線を利用しているため、エリアが広く安定性が高い。
LIBMOのデメリット
1. 通信速度の課題
混雑時の通信速度低下が報告されており、安定性に欠ける場合がある.
2. 5G非対応
最新の高速通信技術である5Gに対応していない.
3. 最低利用期間の制約
音声通話SIMには1年間の最低利用期間があり、短期利用には不向き.
4.端末購入の選択肢が少ない
他社に比べてセット販売される端末の種類が限られている。
MNPワンストップ制度未対応
LIBMOはMNPワンストップ制度に対応しておらず、乗り換え時の手続きが煩雑になる点がデメリットです。本来、この制度を利用できる事業者間では、MNP予約番号を取得せずにスムーズに乗り換えが可能ですが、LIBMOは対象外。そのため、他社からLIBMOへ移行する際も、LIBMOから別の事業者に変更する際も、事前にMNP予約番号を取得する必要があります。
この制度を利用するには、転出元と転入先の双方が対応していることが条件となります。しかし、LIBMOは非対応のため、乗り換えのたびに追加の手続きが発生し、スムーズな移行を求める人にとっては不便に感じる場面もあるでしょう。
LIBMOがおすすめな人
- 通信費を抑えたい人
- 月額528円から利用可能なプランは、サブ回線としても最適。
- 初心者やサポートを重視する人
- 電話や訪問サポートが充実しており、初めて格安SIMを利用する人にも安心。
- データ使用量が多い人
- 20GBや30GBの大容量プランがリーズナブルで、動画視聴やリモートワークにも対応可能.
LIBMOが向いていない人
- 通信速度を重視する人
- 混雑時の速度低下が気になる場合は、大手キャリアや他の格安SIMを検討したほうが良い。
- 5G通信を利用したい人
- 5G非対応のため、最新技術を求めるユーザーには不向き.
LIBMOの申し込み方法
LIBMOの申し込み方法について、以下に具体的な手順や注意点を詳しく解説します。
申し込み手順
LIBMOの申し込みは、公式サイトや一部の取扱店舗から行うことができます。以下は、公式サイトを利用した申し込み手順の流れです。
- プランの選択LIBMO公式サイトにアクセスし、希望するプラン(例:「なっとくプラン」や「ゴーゴープラン」)を選択します。データ容量や通話オプションを確認し、自分の利用スタイルに合ったプランを選びましょう。
- 必要情報の入力申し込みフォームに、氏名、住所、連絡先、メールアドレスの情報を入力します。
支払い情報(クレジットカードまたはISPまとめて請求)
MNPを利用する場合は「MNP予約番号」とその有効期限。 - 本人確認書類の提出本人確認書類をアップロードします。以下のいずれか1点が必要です。
運転免許証
健康保険証(記号・番号を塗りつぶしたもの)
マイナンバーカードパスポート
など。
住所が本人確認書類と異なる場合は、補助書類(住民票や公共料金領収書)も必要です。 - SIMカードの受け取り申し込みが完了すると、数日以内にSIMカードが登録住所に配送されます。
- SIMカードの設定SIMカードが届いたら、端末に挿入し、APN設定を行います。設定方法は同梱されているマニュアルや公式サイトで確認できます。
MNP(番号ポータビリティ)の利用方法
MNPを利用して現在の電話番号を引き継ぐ場合、以下の手順を進めます。
- MNP予約番号の取得現在契約している通信事業者から「MNP予約番号」を取得します。
MNP予約番号の取得方法は「電話・ウェブ・店舗」で、有効期限は15日間です。 - LIBMOへの申し込み取得したMNP予約番号を申し込みフォームに入力します。
有効期限が8日以上残っている必要があるため、早めに手続きを進めましょう。 - MNP切り替え手続きSIMカードが届いたら、LIBMOお客様センターに連絡し、MNP切り替え手続きを行います。
切り替え完了後、現在の電話番号でLIBMOのサービスが利用可能になります。
契約時の注意点

注意点・気を付けておきたいポイント
LIBMOを契約する際には、以下の点に注意してください:
- 最低利用期間音声通話付きSIMには最低利用期間が設定されています。課金開始日から1年間が最低利用期間であり、期間内に解約すると違約金が発生します。
- 違約金1年以内に解約する場合、契約プラン1か月分の月額料金が違約金として請求されます。例えば、3GBプランの場合は858円(税込)が発生します。
- SIMロック解除他社端末を利用する場合、SIMロックが解除されている必要があります。SIMロック解除は現在の通信事業者で手続きが可能です。
- 支払い方法支払いはクレジットカードまたはISPまとめて請求が利用可能です。未成年者の場合は親権者名義での契約が必要です。
- キャンペーンの活用LIBMOでは、契約時にポイント還元や割引キャンペーンが実施されている場合があります。申し込み前に公式サイトで最新のキャンペーン情報を確認しましょう。
LIBMOの申し込みは、公式サイトを利用することで簡単に進められます。MNPを利用する場合は、予約番号の取得や有効期限に注意し、スムーズな手続きを心がけましょう。
よくある質問

よくある質問
LIBMOとはどのようなサービスですか?
LIBMOは株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMサービスで、ドコモ回線を利用して安定した通信を低価格で提供しています。
LIBMOの料金プランにはどのような種類がありますか?
LIBMOには「なっとくプラン」と「ゴーゴープラン」があり、データ容量や通話オプションに応じて選べます。例えば、3GBプランは月額858円(税込)から利用可能です。
LIBMOは5Gに対応していますか?
現時点ではLIBMOは5Gに対応していません。4G LTE回線を利用したサービスとなります。
LIBMOの通信速度はどのくらいですか?
平均的な通信速度は、下り約20~40Mbps、上り約8~14Mbpsです。ただし、混雑する時間帯や場所によって速度が低下する場合があります。
LIBMOのSIMカードはどの端末で利用できますか?
ドコモ回線に対応したSIMフリー端末やドコモの端末で利用可能です。利用前に対応機種を確認することをおすすめします。
LIBMOの契約にはどのような支払い方法がありますか?
支払い方法はクレジットカードまたはISPまとめて請求が利用可能です。
LIBMOの解約時に違約金は発生しますか?
音声通話機能付きSIMの場合、契約から1年以内に解約すると、契約プラン1ヶ月分相当の違約金が発生します。
データ容量が余った場合、翌月に繰り越せますか?
はい、「なっとくプラン」では余ったデータ容量を翌月に繰り越すことが可能です。
LIBMOのサポートはどのように受けられますか?
LIBMOのサポートは電話や公式サイトの問い合わせフォームを通じて受けることができます。また、よくある質問(FAQ)も公式サイトで確認可能です。
LIBMOのキャンペーンや割引はありますか?
LIBMOでは、光回線とのセット割引や株主優待特典、期間限定のポイント還元キャンペーンなどを実施しています。
まとめ
LIBMOは、料金の安さとサポートの充実が魅力の格安SIMです。特に、通信費を抑えたい人や、初心者にとっては非常にお得な選択肢です。一方で、通信速度や5G非対応といった課題もあるため、利用スタイルに応じて慎重に検討することをおすすめします。
総合的に見て、LIBMOはコストパフォーマンスを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢です。